ピンクの花を咲かせる桜「ソメイヨシノ」はクローンって本当!?

春になると綺麗な花を咲かせる桜を見るために、花見をしにいく方も多いと思います。桜の中でも種類がありますが、中でもピンクの花を咲かせる「ソメイヨシノ」は私たち日本人には昔から愛でられている桜です。

このソメイヨシノ。実はすべてがクローンという噂があります。

ソメイヨシノは種で増えることはないというのです。植物は種で増えるものですよね。いったいどういうことなのでしょうか。

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実はソメイヨシノは、エドヒガンザクラ(母種)とオオシマザクラ(父種)の交配によって、生まれた桜であることが分かっています。綺麗な桜を作り出すために、人間が作ったいわば雑種なんです。

交配で作られたソメイヨシノでも植物なので種はできます。しかし、ソメイヨシノの種から作ると親の性質が正しく子に伝わらないものも出てきます。これを「優性の法則」といいます。「メンデルの法則」とも呼ばれます。理科で習いましたよね。

種から作るとソメイヨシノとは別の桜になってしまうものも出てくるので、結果すべてクローンで作らざるを得ないとなるわけです。ホームセンターとか行っても、ソメイヨシノの種って売られていません。全て「木」で売られているはずです。

もともと1つのソメイヨシノだったものの枝を切り、接木・挿し木で増えていったと言われています。もともと同じ木なので、受粉することもありません。

桜の自家不和合性というもので、同一固体(自身)の花粉では受粉しないのです。なので、ミツバチが花粉を運んでも結実することはありません。純粋なソメイヨシノは最初の1本しかないらしいのです。

その他のソメイヨシノは、最初のソメイヨシノから切り取られた枝木。そして、その枝木から大きくなったソメイヨシノから切り取られた枝木。このようにして、現在のソメイヨシノはあると言われています。

つまりは、すべてが同じ桜ということです。だから、同じ時期に開花して同じ時期に散るんですね。すべてが何百年も前からのソメイヨシノ(クローン)と考えると、花見をするときにも違う感情が湧いてきそうです。

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